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また、コードを家具にはさんだり敷物の下にして使用したり、またコードを束ねて使用すると損傷や火災の原因になります。 |
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第33回 コンセントの容量 |
1つのコンセントから使える電気の容量は、種類によっても違いますが、一般的には15A(1500W)までとなっています。
ダブルコンセント( 2口用)、トリプルコンセント(3口用)も同じです。
エアコンなどの大型電気器具(10A?000W以上)は、専用のコンセントで使用しなければいけません。 |
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定格容量1500Wに対して
トースター1200W・ポット300W
合計1500Wギリギリの接続は危険です。 |
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定格容量 1500Wに対して
ホットカーペット1100W・こたつ500W
このような合計1600Wの接続は危険です。 |
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コンセントやケーブルタップの
口数のあるだけ全部電気製品を接続すると
容量オーバーになり非常に危険です。 |
電気製品の消費電力と壁コンセントやケーブルタップの最大容量を確認して使用して下さい。
※通常、コンセントやケーブルタップの最大容量は1500Wですが、異なるものもあります。
よく確認してから正しくお使いください。 |
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電気製品の電気容量はメーカーや種類によって消費電力に差があります。
詳しくは、電気製品の取り扱い説明書や表示ラベルを見て、確認してください。 |
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第34回 蛍光灯の寿命 |
現在、LEDランプがかなり普及してきましたが、蛍光灯もまだまだ使われております。
蛍光灯は白熱電球の約1/4の消費電力で同等の照度が得られ、寿命は白熱電球の6〜10倍で非常に優れた商品ですが、
頻繁に点灯・消灯を繰り返すと著しく寿命が短くなるので設置する場所に注意が必要です。
こまめに消灯をする事で消費電力を削減できる事は間違いないのですが、
頻繁に点灯・消灯を繰り返すとイニシャルコストが大きくなってしまいます。
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蛍光灯は1回点滅するたびに寿命が30分〜1時間短くなると言われています。
(蛍光灯器具により時間の幅は違います。)
オフィスのトイレなど、頻繁にon/offする箇所に蛍光灯を使用すると、
どんどんランプ寿命が短くなってしまいます。
仮に1日20回もon/offを繰り返すと、
場合によっては20時間、1年間で7,300時間も寿命を短くしてしまいます。
蛍光灯はオフィスの事務所など、長時間点灯させ続けなければならない場所には
適していますが、そうでない場所には不向きです。 |
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使用する場所の状況を良く考えてランプを選択するようにしましょう。 |
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第35回 LED照明(ランプ)の寿命と選定 |
今ではLED照明(ランプ)の事を知らない方はほとんどいらっしゃらないでしょう。
長寿命で消費電力が少ないという事で、屋外・屋内照明や道路照明では勿論、家庭内でも沢山使われるようになってきました。
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LEDの寿命 |
商品によっても違いますが、LEDの寿命は4〜50,000時間と言われています。 |
4〜50,000時間使用すれば、光の量が30%減衰し、この時点で寿命を迎えたとしています。 |
*日本工業標準調査会JISCが提唱 |
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光束が落ちる原因としては、チップを封止している樹脂材の劣化や器具の高温化などがあげられますが、
設計時の放熱設計や冷却方法は勿論、器具設置箇所の周囲の環境(高温・多湿)など様々な要因で
場合によっては定格寿命を迎える前に点灯しなくなる場合がございます。設置する場所には十分注意しましょう。
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LED照明(ランプ)の選定 |
LED照明(ランプ)の選定はその設置する箇所のあったものは勿論の事、
一番注意して頂かないといけないのは"PSEマーク"付の商品を選んで頂く事です。(平成24年7月1日施行)
"PSEマーク"付でない商品は法規制の対象である電気用品とはなりませんのでご注意下さい。
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*但し、直管型LEDランプ自体はPSE対象外です。(直管型LEDランプを使用する器具にはPSEマークが必要) |
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あとは、保証期間の長い商品(1〜2年)を選んで頂く事をお勧めします。 |
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第36回 電球の口金『E』って!? |
一般家庭で昔から良く使われていた白熱電球が今はほとんどなくなり、電球型蛍光灯からLED電球へと変化してきました。
電球の発光部分(発光方式)は変化してきましたが、器具に取付ける部分の口金は今も昔も変わりません。 |
口金の種類として、 |
何気なく、“E26”や“E17”と口にしますが、この『E』はエジソン(Edison)の頭文字『E』だそうです。
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エジソンベース |
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正式に言うとねじ式の口金は“Edison screw”と言われ、
エジソンベースとも言われています。 |
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参考までに |
スワンベース |
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工事用の回転灯(パトライト)などでよく使われる『B』で始まる口金は
バヨネット式と言われスワンベースとも言われています。
イギリスでは普通の電球にもスワンベースの電球も使われているそうです。 |
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第37回 エアコンの設定温度で節約 |
エアコンの温度設定を夏は1度上げ、
冬は1度下げる事で約1000円以上の電気代を節約する事が可能と言われています。
(夏季3ケ月、冬季3ケ月) |
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因みに、夏季に1度下げるより、冬季に1度上げる方が電気代がかかります。 |
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エアコンの単独運転ではなかなか部屋の中の空気の循環が出来ませんので、
シーリングファンなどを使って空気を循環させれば無駄な温度調節をする必要もなく、
節電する事が可能です。 |
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一度、試されてみては如何でしょうか? |
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第38回 住宅用火災報知器について |
御存知の通り住宅用火災警報器の設置義務化は、
新築住宅については、全国一律で平成18年6月1日より、
既存住宅については、市町村所例の規定により平成23年6月1日までに順次義務化されております。
住宅に取り付ける住宅用火災警報器は、日本の法令に定める技術基準に適合した製品で無ければなりません。
日本消防検定協会の鑑定に合格し、認定を受けた住宅用火災警報器には、NSマークが付いています。
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*消防法の政令の改正により、住宅用火災警報器の鑑定が廃止され、平成26年4月1日より検定が開始されております。 |
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